魅力的なIPO株
IPO株を私なりに解釈すると、
「誰でも資産を増やせるチャンスがあるステキな株」です。
IPOってどのくらい利益が出るの?
まずは成功例をみてみましょう。
2023年初値売りの損益1位のIPOは、61万円の利益がでした。
40万円以上は5社、20〜40万円未満は10社でした。
上場日 | 銘柄 | 公募価格 | 初値 | 初値で売却したときの利益 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
2023 6/30 |
ジーデップ・アドバンス(5885) | 4,510円 | 10,680円 | 617,000円 | 136.81% |
『過去 IPOデータ』庶民のIPO
ちなみに2022年は、初値売却の利益が50万円以上は2社、20万円〜40万円未満は7社でした。
2022年の最大の利益は「INFORICH(9338)」の59万1千円です。
2013年から2020年までは、初値売却の利益が100万円をこえる銘柄がでていました。
人気のIPO銘柄に当たると、まるで宝くじに当たったかのように資金を増やすことができます。
IPOって、なに?
IPOとは、「新規公開株」ともいいます。
事前購入できる株数が限られていて抽選に当選すると、上場前にIPO株を手に入れられます。
注目度が高いIPOは、上場後の初値が高くなります。
IPOに当選して買った金額(公募価格)よりも、初値が高くなることを狙って利益を狙えます。
もちろん初値で売却せず、自分で売るタイミングを決めることもできます。
2020年に上場した「ヘッドウォータース(4011)」の株価を例にみてみましょう。
銘柄 | 初値(10/2) | 翌営業日の初値(10/5) | 4日後の始値(10/6) |
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ヘッドウォータース | 28,560円 | 28,000円 | 34,100円 |
初値よりも、4日後のほうが高かったですね。
100株売却で、554,000円もプラスとなっていました。
でも、IPO株に関しては『初値売却が無難』だと言われています。
上場後、株価が上がるのか下がるのか、誰もわかりません。
ただ過去の実績をみると、初値売却で利益をだせることが多いのは確かです。
IPOで損失はあるの?
IPOは、必ずしも利益がでるわけではありません。
人気がないIPOは、初値売却で損失がでることもあります。
ただ、人気がないIPOを避ければリスクを回避することができます。
画像の左に「C」「D」と記載されていますが、これは姉妹サイト「庶民のIPO」管理人がIPOの評価をしたものです。 初値上昇の期待値が大きい順に「S→A→B→C→D」と評価つけています。
期待値が低いIPOの応募を避けることで、損失のリスクを減らせます。
注目度が高い「S」「A」のIPOを狙うと、そう簡単にIPOに当たりませんが…
損失をだしてしまうよりかは良いと思います。
魅力的なIPOまとめ
IPOの魅力は、伝わったでしょうか?
損失のリスクはゼロではありませんが、当選すれば大金を掴めるチャンスがあります。
また、IPOに当選するまで資金が減らないので、気軽に応募できます。
宝くじのように、応募するたびに資金が減っていくわけではありません。
少しでも興味がでてきたら、まずは証券会社で口座を開設しましょう。
証券口座がないとIPOに参加できません。
12月・3月はIPOが多いので、それまでには証券口座を開設しておきたいですね。
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