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「目論見書(もくろみしょ)」をチェック

目論見書」には、企業の情報など「投資するかどうか?」の判断材料が記載されてます。

目論見書の確認は、上場が承認された証券取引所や幹事証券になった証券会社、上場する企業のHPでできます。

ブックビルディングに申し込む際は、目論見書の内容を見たことを確認する、確認ボタンやチェックボックスが用意されており、チェックを入れた上で参加します。

ブックビルディング参加にあたっては、読みましたということが前提になっています。

ですが、いざ目論見書を確認すると、100ページ以上あり、全て読むのは大変です。

目論見書は項目の順序や内容が細かく設定されていいるため、自分の知りたい情報が書かれている箇所を覚えると、そんなに難しくないようですよ。

表はIPO投資をするにあたり、知りたい情報が記載されている目次のタイトルです。

知りたい情報 目論見書のチェックポイント

IPOスケジュール
上場する市場

第一部
【証券情報】
第1【募集要項】の3【募集の条件】

事業内容

第二部
【企業情報】
第1【企業の概況】の3【事業の内容】

財務データ(子会社も含めた連結の決算書)

(貸借対照表、損益計算書など)

第二部
【企業情報】
第5の1【連結財務諸表等】

財務データ(単体の決算書)

(貸借対照表、損益計算書など)

第二部
【企業情報】
第5の2【財務諸表等】

主幹事証券会社
IPOの割当数が多い証券会社)

第一部
【証券情報】
【募集又は売り出しに関する特別記載事項】

その他の引受証券会社
IPOの応募ができる証券会社)

第一部
【証券情報】
第1【募集要項】の4【株式の引受け】

当選人数(※1)
(@+A)÷100株

@新規発行株式

第一部
【証券情報】

第1【募集要項】の1【新規発行株式】
A売出株式 第一部
【証券情報】
第2【売出要項】の1
想定発行価格(仮条件の参考価格) 第一部
【証券情報】
第1【募集要項】の5
【新規発行による手取金の使途】
株主 第四部
【株式公開情報】
第3【株主の状況】
ロックアップの条件(※2) 第一部
【証券情報】
第2【売出条項】
【募集又は売出しに関する特別記載事項】

(※1)新規発行株式が70万株、売出株式が30万株の場合
100万株÷100株=1万人(IPO当選人数)

(※2)ロックアップ」とは、IPO上場前の大株主が、IPO上場直後に株を売ることができないするようにする契約のことです。ロックアップの解除後は、株価が下落する場合もあるようなのでチェックしておきたい箇所。

「目論見書」のデータをまとめています

「慣れたら難しくはない」といいましたが…表にしてみると、やっぱり難しそうですよね。
わたしも、最初はそう思いました。

ネットで検索すると、目論見書のデータをまとめたIPOサイトがたくさん出てきます。
わたしもIPOのデータを簡略的にまとめていますので、参考にしていただけたら嬉しいです。

2024年のIPO情報 注目度、上場日、ブックビルディング期間、ネット証券会社の一覧表

もっと詳しい情報を知りたい方は、姉妹サイト「庶民のIPO」を見てみてください。
IPO投資歴19年の管理人が、IPO投資に必要な情報を分かりやすくまとめています。

参考にしてみてくださいね。

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