【チャート初心者】チャートって、なに?
株価の動きをグラフにしたもの。
これが、株価チャートです。
(マネックス証券の分析チャートより引用)
白と黒の棒でできた「ローソク足」のほか、移動平均線、出来高をみて、株取引の参考にすることができます。
これだけは覚えたい!ローソク足の基本
白と黒のローソク足、それそれ名前があります。
白い棒が「陽線(ようせん)」。黒い棒が「陰線(いんせん)」です。
安く始まって終値が高ければ、陽線に。(買い意識が強い)
反対に、高く始まって終値が安ければ、陰線になります。(売り意識が強い)
長方形の部分は、「胴体(本体)」と呼ばれ、「始値・終値」を表しています。
胴体から伸びているまっすぐな線は「ヒゲ」と呼ばれ、「高値・安値」を表しています。
つまり、ローソク足は【始値・高値・安値・終値】からできています。
これらを『四本値』ともいうので、覚えておきましょう。
陽線と陰線では、「始値・終値」の位置は反対になります。
ヒゲが表している「高値・安値」は、どちらも同じ位置になります。
覚えておきたい株用語
チャートを説明するうえで、必要になってくる株用語をまとめました。
安値圏/底値圏 |
一定期間のチャートをみたときに、株価が安値で推移している範囲を安値圏(やすねけん)。 最も安値を示しているあたりを、底値圏(そこねけん)という。 |
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高値圏/天井圏 |
一定期間のチャートをみたときに、株価が高値で推移している範囲を高値圏(たかねけん)。 最も高値を示しているあたりを、天井圏(てんじょうけん)という。 |
ローソク足の基本形・早見表
ローソク足の基本の形(9つ)です。
暗記しなくても大丈夫そうですが、かるく頭にいれておきましょう。
種類 | 形 | 内容 |
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大陽線 だいようせん |
上昇のサイン。底値付近ででたら、注目!! ヒゲがない場合は特に、投資家の買い意欲が高い証拠のようです。 |
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大陰線 だいいんせん |
下落のサイン。ヒゲがない場合は、さらなる下落の可能性が大きいようです。 |
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小陽線 しょうようせん |
プチ上昇。一般的には、強い保ち合いの状態のときに出現しやすいようです。 |
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小陰線 しょういんせん |
プチ下落。一般的には、弱い保ち合いの状態のときに出現しやすいようです。 |
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寄引同事線 よりひきどうじせん |
始値と終値が同じ。相場の転換時に、出現しやすいようです。 |
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下ヒゲ陽線 したひげようせん |
上昇のサイン。一時下落したが、その後それを上回る高値で引けた状態。 |
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下ヒゲ陰線 したひげいんせん |
高値圏に出れば売り転換。底値圏に出れば買い転換を示しています。 |
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上ヒゲ陽線 うえひげようせん |
下落直面ででれば、底打ちを暗示することもあるようです。 |
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上ヒゲ陰線 うえひげいんせん |
下落のサイン。相場の勢いが、弱まってきている状態のようです。 |
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