共働きの3つの壁
我が家は、子どもが1歳を過ぎたあたりから共働き家庭です。
子どもが小さいうちは、専業主婦でいたかったけどね。そうもいかない現実でした(´・ω・`)
みなさんも「生活費のため」「貯蓄のため」「気分転換のため」など、共働きを考えることがあるかと思います。スムーズに働くことができたら1番ですが、どうやら世間は甘くありません。共働き家庭の壁について、調べてみました。
@ 預け先の壁(3歳の壁/小1の壁/小4の壁)
夫婦で働くということは、子どもを預ける場所を確保しなくてはいけません。職場に託児所があれば1番ですが、そううまくいきませんよね。そこで「保育所」の利用を考えるご家庭が多いと思います。待機児童が多い都心部では、入所しやすい保育所の近くに引っ越したり、育児休業の調整をしたりと、子どもを保育園に入所させるために活動(保活)しているお母さんも多いようです。
無事に保育所に入れても、「3歳の壁」「小1の壁」「小4の壁」…と、共働き家庭が乗り越えなくてはいけない壁がたくさんあるようです。保育所の他にも、身内やベビーシッター、ファミリサポートセンター等を上手に利用して、働いていきたいですね。
ざっくりとした内容 | わたしの対策 | |
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3歳の壁 | 0〜2歳児を預けられる施設に預けていて、3歳児になった時の預け先を探すのが大変に! |
1〜5歳児対象の保育園に入所。 |
小1の壁 | 保育園では24時間預かってくれるところもありますが、小学校はそうはいきません。学童は、ほぼ19時まで。 |
小学校の敷地に学童がある学校に入学予定。仕事が19時前には終わるのでセーフ。 |
小4の壁 | 自治体が運営する学童施設の多くが、小学4年生以降を預からなくなるため。 |
わたしの住む地域では、小6まで利用できるので安心。 |
※【札幌市在住】我が家の場合。
1歳すぎに「認可保育園」に預けたかったけれど、『専業主婦』のわたしの優先順位は低かった。それでも働かないといけなかったので、料金が高いけどすぐに入れる「無認可保育園」に入所。仕事も無事に決まり、無認可保育園に預けていることで優先順位はあがり、約5か月ほどで希望の「認可保育園」に預けることができました。
A37.5℃の壁
預け先が決まったあとも、壁があるようですよ。その名も「37.5℃の壁」。
保育園の決まりで、37.5℃以上の熱の場合、子どもを預かってもらうことができません。ほかのお友達にうつっては大変ですし、仕方ないことですけどね。
保育園に通うと、どうしても病気にかかりやすくなりますね。保育園からの呼び出しや、仕事を休まないといけない状況が続くと、職場にも迷惑をかけちゃうんですよね。会社に「休みます」と連絡するときに、胃が痛くなるのは私だけじゃないはず…!!いざという時のために、病児保育を利用することも考えておいたほうが良いですね。
※【札幌市在住】我が家の場合。
男の子はカラダが弱いと言われていますが、息子はよく熱をだしていました。病児保育の利用はせず、夫婦交代で看病をしていました。お互い職場を休みにくいので、せっかくの休日に外出を控えることも多々ありました。息子が4歳をすぎてからは、体力がついたのか、仕事を休む回数は減りました。
B税金の壁(103万・106万・130万円の壁)
結婚したお友達と会って、「わたし、扶養範囲内で働こうと思っているの。いいパートないかなぁ?」なんて会話したことはありませんか?よく耳にする「扶養範囲内で働く」というのは、【税金の壁】と大きく関係しています。( 103万円の壁、106万円の壁、130万円の壁)
上の図は、「夫」の扶養に入っていて「妻」が働く場合の、妻の手取りをグラフ化したものです。
赤線は「130万円の壁」、青線は「106万円の壁」を表しています。
ざっくり説明すると、「妻」の年収によって、「妻が支払うモノ」が増えます。
・「100万円」を超えると、住民税 がかかる
・「103万円」を超えると、所得税がかかる
・「130万」または「106万円」を超えると、社会保険料がかかる
また、「妻」の年収によって、「夫の税金の負担」が軽減されます。
・「103万円」までは、配偶者控除が適用される
・「103万円」から「141万円」までは、配偶者特別控除が適用される
夫婦で働いたとしても、世帯年収が単純にあがるわけではないのです。今までは払っていなかった支払いが増えたり、税金の控除がなくなってしまうことにより、一時的に世帯年収がさがってしまうのです。
なぜ住民税がかかる「100万円」は、「100万円の壁」とよばれていないのか?
どうやら住民税の負担は、世帯年収にさほど影響がないようですよ。ここで説明すると、ごちゃごちゃになってしまいそうなので、説明は省きますね。
※【札幌市在住】我が家の場合。
最初は、夫の扶養に入っていた私。働くと同時に、扶養から外れました。
当時はなにも考えていなくて、会社に言われるがままでした。
その後、転職した際にしっかりと考え、夫の扶養をぬけたまま働くことを決めました。
次のページでは、「106万円の壁」が適応される場合や「配偶者控除」等についてまとめてみました。
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